漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
来店の1年前の秋から発症しました。(写真、来店2014年5月31日)
その頃ミンチの揚げ物を多くとり、金属アレルギーもありました。糖尿病もあります。HbA1C6.6
ステロイド治療をしましたが、効果がないので漢方を求めて来店されました。
手のひら、足のかかとが真っ赤でつるつるになり、床で滑ってしまいます。
ステロイド軟こうは1日2回と指示されていますが、それでは効果がないので、一日4,5回塗っています
主食の炭水化物を減らし、赤みとかゆみ、乾燥をとる漢方の煎じ薬を6か月飲んでもらいました。
赤みは減り、糖も減りHbA1C5.9と正常に近くなりました。ステロイド軟こうも不要になりました。
赤みと亀裂がなくなったので、今度は潤おして糖尿病にもきく漢方に切り替えました。
来店されて3年、症状はすっかり消えましたが、舌の色は真っ赤で乾燥しているので、油断すると再発することもあります。今は体質改善の漢方を1日分を4日かかってのんびり飲んでいます。(写真:2015.12.5)
掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)の原因はいろいろ言われていて、決定的なことは、まだわかりません。
食事や生活などの養生をして漢方薬で体の免疫を整えていくと早くよくなり、体調もよくなります。
国際中医相談員 薬剤師 植松光子
TEL:049-245-6637
住所:埼玉県川越市砂新田2-8-7